1ドルコンサート(大木麻里)について

横浜の横浜みなとみらいホールでは毎月1回オルガンの1ドルコンサートが開かれている。久しぶりに聴きにいった。今回の演奏者は大木麻里さん1ドルコンサートに初めての登場である。

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1ドルコンサートについて

毎月1回、横浜みなとみらい大ホールで昼休み時間に行われているオルガンコンサートである。入場料が1ドル又は100円であることから「1ドルコンサート」と言われ親しまれている。
演奏時間は12時10分から50分頃までの40分間、一般の音楽会の半分程度のプログラムである。丁度、会社の昼休み時間に行われるコンサートであり、手軽なことから近くのビジネスマンや暇な年配者に人気を集めている。
毎年テーマを決めてゲスト演奏者が選曲、曲を紹介しながら演奏される。演奏者のレベルはいろいろである。
私も以前は毎回のように聴きに行っていたが、最近は音楽の情報誌がなくなり、何時行われるのか分からなったので、足が遠のいていた。久しぶりにネットで検索したところ、開催日時が近かったので、忘れずに出かけた次第である。
私が昼間に行われるコンサートに行くのには、音楽を聴くだけでなく、外食することも目的の一つになっている。昼の時間はどこも昼食を割安で提供しているので、聴く前にみなとみないの近くの飲食店のどこかに立ち寄り必ず食事を済ませて聴きに行く。但し、食べたあとは眠くなり、演奏中に居眠りをすることもしばしばである。高いコンサートであればもったいない話であるが、入場料がなにしろ100円であるから、あまり気きにすることもない。腹が膨れ、素晴らしい音色に包まねながら昼寝する感覚はまた格別である。
オルガンもメンテナンス上、定期的に音を出さなければならないのか、オルガンの格安コンサートはいろいろなところで行われている。横浜でも神奈川県民小ホールで月1回無料のコンサートが開催されている。以前はこのコンサートも聴きに行っていた。この時の食事する場所は中華街である。

大木麻里さんについて

今回の演奏者は大木麻里さん。今まで名前を知らなかったが、経歴を見ると芸大卒業でマインツ國際オルガンコンクール第2位、ブクステフーデ国際オルガンコンクール優勝、プラハの春国際音楽コンクールオルガン部門第3位といろいろなコンクールにチャレンジされているので、ある程度実力のある演奏者だと思う、司会者は凄いテクニックを持っておられると紹介していたが、オルガンにストが言うのであるから間違いないだろう。
情報誌がなくなったので、観客が減少しているのでないかと想像していたが、推測は間違っており、以前より聴衆は多かった感じである。これも大木さんを期待して集まった人達もしれない。
大木さんの演目はすべてバッハであった。年間テーマは「思い出」とのことであるが、大木麻里さんは小学校の時代、バッハにのめり込みカセットテープが擦り切れるほど聴いたとたとのことで。バッハの曲が一番思い出に残っているとのこと。演目の中には小学生頃から練習し始められたインベンションが含まれていたが。以外に思ったのはインベンションは易しい曲だと思っていたが、Mレーガが編曲したインベンションは、説明では何本の指に入る程の難曲とのこと。聴いてるだけでは難しさは感じられないが、演奏すると難しいのであろう。多分、低音部にもメロディーが出てきて、足で相当弾かなければならないのでなかろうか。そういえば演奏中に体を捩りながら足が左右に移動していたが、難しいのはその当たりでないかと想像する。
バッハは好きな作曲家の一人であり、知っている曲も多く、演奏も素晴らしかったので満足できた。

オルガン音楽について

オルガンは設置されている場所によっても音色が大きく左右される。以前フランス旅行したとき日曜日にオルガンの音色が有名な教会の礼拝を見学した。後ろの席で、礼拝を見学しながらオルガン演奏を聴いた。その教会では礼拝が終わったあと、観光客にサービスするようにオルガンを演奏してくれた。それは音が天井を駆け巡り、降り注ぐような圧倒的な音響で感動したものである。他の教会でも聴いたが、程度の差はあるがどの教会も素晴らし音響であった。
その旅行のとき別の教会のアンサンブルコンサートを聴きに行ったが、教会というのは内部の反響が凄く、トランペットを鳴らすとはっきりとエコー音が聞こえる程度である。必ずしも音楽を演奏する環境としては優れたものでないが、オルガンに関してはこの反響音が幾重にもにもエコー音を作り出し。重厚な音楽に作り出しているのであろう。音楽的には問題があるかもしないが、素人の私が聴く限り、効果は大きいと思う。
日本でも少しはいろいろなところでオルガンを聴いたが、まだ満足できる場所には出会っていない。みなとみらいホールのオルガンも大型で素晴らしいが、建物の構造上、天井から音が降り注ぐ状態ではない。良いオルガン演奏に出会うにはやはりヨーロッパの教会を巡り聴き比べるしか方法がないかもしれない。

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