クランポンRCをオークションで落札

また、ヤフーのオークションサイト(ヤフオク)でクランポンのクラリネット RCを落札した。感想を記載する。

オークションのクラリネット

ヤフオクのオークションではクラリネットの関連商品がよく取引されている。落札価格は中古の状態により上下するが、平均的には定価の1/3程度であり、一般的には市販の中古品より安く買える。但し、品物の品質は出品者の写真とコメントだけから判断しなくてはならないので、多少リスクはあり、博打的要素はあるが、よい品物が安く落札できたときは素直にうれしい。

よく出品されるクラリネット

やはり昔人気があり、多く出回ったクラリネットがよく出品されている。一番目に付くのクランポンのR-13である。現在でも人気があり、入札者も多く、取引は活発である。その他のクランポン製品ではRCやC-13、E-13なども数は少ないが取引されている。RCより高級なクラリネットは発売されたのが新しいため、殆ど出品されることはない。また、安価なクラリネットは中古品として取引されることは少なく、新品として出品されることが殆どである。しかし、新品ならオークションで買う意味がなくなる。
ヤマハではYCL-450などのスタンダード製品やCX,CS,SEの下位モデルが比較的多く取引されている。これより高級品はクランポンと同様、出品されるのは少なくなる。セルマーなどのその他のメーカ製品は出品されることは少ない。

今回狙ったのはクランポン

前回ヤマハのYCL-450をオークションで落札したが、今回は音色が異なると思われるクランポンを狙うことにした。私がクラリネットを練習する気になったのは、クラリネットという楽器に興味が湧いてきたからで、特にクラリネット音楽が好きなわけではない。クランポンを狙うのも同じ理由からで、ヤマハとは異なり、評判の高いクランポンがどのような音が出るか、楽器そのものに興味があるからである。割安感からいうとヤマハの高級機の方が勝っていたかもしれないが、YCL-450と音質が同じ傾向にあると思い敬遠した。

クランポンの入門機では新に買う意味が少ないからE-13以上の製品と決め、割安感のある製品を狙うことにした。しかし、クランポンは落札するのは難しい。半年前ぐらいから掘り出し物のクラリネットはないかヤフオクのクラリネットのサイトを注意してみているが、特に人気の高いR13は業者の人も狙っているのか、安い最低落札価格が設定されていると必ずといってよいほどオークションの終了時間直前に価格が跳ね上がっていく。数回、入札したが、必ず私より高い値を付ける人がいれなかなか落札できない。

ハイピッチのRC

そのような状態が続いているとき、写真を見る範囲では特に何も問題なさそうなクランポンRCが出品されていた。まだ、誰の入札もなく価格はまだ低くめである。今回も無理かと思いながら、冷やかし程度の気持ちで入札した。誰かが入札すれば、そよりは高値は付けないつもりであった。しかし、適切な価格のクランポン製品しては珍しく私以外だれも入札する人がなく、簡単に落札できた。
送られてきた現品を見たが、クラリネット本体には何も問題はなさそうであり、中古にしては綺麗である。安く落札できたのでないかと思っている。

ただ、製造番号を見ると頭文字がFすなわちハイピッチ仕様であることと、30数年前に製造された製品であることが分った。恐らく、他の購入希望者は店に製造番号を問い合わせ、自重したのであないかと思われる。
ハイピッチ仕様の製品は音程が若干高くなる。私のように一人で吹く範囲では殆ど影響はないが、日本では吹奏楽などでは大半がローピッチ仕様の楽器を使用しているとのことで、他の楽器とアンサンブルする人にとっては使いづらいのかもしれない。

古い製品であることについては、30年以上も前になるとトスカなど高級なプロモデルはまだ作られていなかった時代であり、その当時のRCはクランポンの製品の中ではプロモデルで最高級品であり、製造にあったては最上質グレナディラ材が使用され、細心の注意が払われ製造されたのでないかと思っている。「ゆがみ」や「がたつき」が出なければ、現在のの製品より物は良いのでないかと思っている。

実機でテスト

早速、組み立てたがベルの差込がゆるく、力を入れなくても入る。反対に演奏中に抜けないか心配するぐらいである。
ハイピッチ仕様ということで、チューナーを使用して数個音程を測ったが、吹きだしは少し基準より高く振れるが、吹く込むとどの音も問題なく442ヘルツ基準で針がセンターにきたので、大きな問題はなさそうである。
音程はタルの長さで調整できるとのことなので、タルを3ミリ程度引き抜き測ったところ440~441基準の辺りとなった。これである程度調整できることが分ったが、この方法で全音域安定した音程が出せるかは多少疑問である。引き抜きに問題があれば少し長いタルを購入する。
その後、レッスンを受けている先生と二重奏をしたが、特に違和感はなかった。その他、DTMでPCの音源と合わせる程度なので、大きな問題はなさそうである。

吹き心地

音色が劇的に変わることを期待したが、残念ながら現在の実力ではYCL-450もCrampon-RCも同じ様な音色に聴こえる。クラリネットの差よりリードやマウスピースの差の影響の方が大きく、どのように変化したかまだ分らない状態である。まあ、初心者の私には「猫に小判」の状態である。ただ、気分的にはRCの方が良い音がし、表情が付けやすくなったのでないかと感じる。厳密には両者、最善の組み合わせを見つけ、最終的にどちらが表現力に勝るかを判断しなければならない。
プロ仕様のクラリネットは少し抵抗感があるとの記事も目にするので、吹く難くなるかもしれないと思っていたが、この点については全く心配がなかった。殆どYCL450と変わらなかった。ただ、前の持ち主の癖が残っているか多少操作感が異なる。

しばらくはいろいろな組み合わせで実験しながら最適なリードやマウスピースを見つけたい。

スポンサーリンク
スポンサーサイト

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーサイト