激安の中華アンプLP-V3Sの感想

PCオーディオを始めようと思い、取り合えず、激安だが性能は良いとの評判の中華アンプを購入することにした。いろいろ調べた結果、送料込みで1900円と一番安かったLepy LP-V3Sのアンプを購入した。玩具なみの価格であるが、手軽に聴く一般のオーディオ機器として十分通用する性能であった。

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中華アンプについて

中華アンプは激安だが性能が良いとして最近注目されている。代表的なメーカとしてTOPPING社、S.M.S.L社、Lepy(Lepai)等がある。いずれも数千円から1万円強程度で性能のよい製品を発表している。筐体はコンパクトで置き場所に困ることはない。機能は限定的であるが、いずれの機種も性能にかんする評判は良いようである。少し構えたオーディオ鑑賞には向かないが、パソコン、タブレットそれにスマートホーンなどから手軽に音声信号を増幅してスピーカを通して気楽に聴くには適した機器である。

「Lepy LP-V3S」の購入について

中華アンプは一般のオーディオ販売店では扱っていないようである。名前を聞かない中小の商社などが扱っているようで、ネット販売が殆どである。私はAmazonで注文したが、対応は早く、注文から2日後には「ヤマト運輸」の宅急便で手元に届いた。最も、最初は「BOSE社パワーICを使用している「LP-V3S 」を注文しようとしたが、納期が2週間後と提示されたので、現在のものに変更した。納期が2週間の製品は多分中国から直接送られてくるのであろう。

梱包内容

梱包内容

製品はコンパクトで軽かった。梱包はしっかりしていた。
郵送料込みで1900円と激安であるため、送られてきたのはアンプ本体だけで、説明書、保証書の書類だけでなく、12Vの電源やコード類の付属品は一切入っていなかった。写真が送られてきたもののすべてである。

中華アンプでも電源やコード類が付属している製品もある。我が家には幸い電源やコード類はあるので、特に困ることはない。使用方法も機能が限定的で多少オーディオ機器の知識を持っているものであれば迷うことはない。

「Lepy LP-V3S」の機能と性能

裏面

裏面

入力機能としてはRCAインプットとステレオミニプラグがあるだけである。要するに機能としてはイヤホーンで聴く端子にステレオミニプラグ端子同士等で接続して音量を増幅するだけである。

正面

正面

正面でボリュームとトーンコントロール機能が付いている。treble、bassが調整できるようになっているが、使用したところ、あまり変化がなく、使用する意味はなさそうである。また、トーンコントロール機能を使用すると多少音量が下がるようである。
ネットの評判では電源のON,OFFのときポップノイズが出るとのことであるが、ボリュームを絞って操作するので、殆ど気にならない程度であった。
Lepy LP-V3SはPOWER IC TA8254が使用されているとのことで、デジタルアンプではなく、アナログアンプである。中華アンプとしてはLP-2024AやLP-2020Aのチップを使用したデジタルアンプが評判であるが、amazonの評価をみているとデジタルアンプよりこの「Lepy LP-V3S」の方が音質が柔らかく音質が良いとの評価が多いので、「Lepy LP-V3S」を選んだ次第である。
アナログアンプはデジタルアンプに比べ、発熱が多く多少パワーが弱いと思われる。パワーについてはパソコンや携帯及びタブレット等の音声出力端子からLP-V3Sに繋ぎスピーカをから鳴らしているが、多少、パワー不足でないかと感じるところがあるが、それもボリュームを半分程度のところで、6畳の部屋を音楽で満たすことができるので、パソコン周りの音楽環境では十分に満足できる音量である。更に、20センチのバックロードホーンで鳴らしてみたが、ボリュームの7割程度のところで、8畳の部屋を埋め尽くす音量が得られた。取り合えず大音量で聴くこともできるようである。ただ、音量を出すことはできるが、その時、発熱量がどの程度のものか、感覚的にあまりボリュームを上げて聴くのは問題がありそうなので、気分的には乗らない。パソコン周りで中程度の音量で聴くことをメインに活用したい。
実際の発熱量については、1時間程度使用しても、表面が僅かに暖かくなってきたかと感じる程度で、使用上問題になるレベルではなさそうである。ただ、内部はもう少し熱いと思われるので、他の部品にどのように影響を与えるかが多少心配である。

音質は何も云わなければ普通のオディオアンプと変わらない程度の性能である。多分、真剣に比較すれば違いがあるのであろうが、現在は入力がパソコンやタブレット、端末からの音声出力端子からであり、入力される音質がかなり悪いと思われるので正確な評価はできない。オーディオシステムの性能はトータル的なものであり、中華アンプを使用して何十万のシステムを構築する人はいないであろう。中華アンプは音質にあまりこだわらないで、パソコンの作業を行いながらBGM的に気楽に聴く程度で製品ではないかと思う。

中華アンプの問題点

中華アンプの最大の問題点は品質(耐久性)に疑問が残ることである。amazon評価を見ても、ベター褒めの評価もあるが、直ぐ壊れたとの最悪の評価もある。要するに品質が安定しないようである。宣伝文句は「2013年NEW VERSION【LEPY LP-V3S】POWER IC TA8254使用 」であるが、このTA8254とのICが現在一般に流通している製品でないようである。正規に購入した部品を使用して組み上げることなど、いくら人件費の安い中国でもコスト的に無理であろう。推測するにどうも、産廃などで捨てられた基板などから取り出した中古の部品で組み立てているないかと思われる。このようにすれば部品代のコストは限りなくゼロに近く、なんとかビジネスとして成り立つであろう。
品質も中古の部品次第である。部品の品質が安定しないので、出来上がった製品も品質が悪いものが混在しているのである。メーカとしては交換して対応すれば良いと考えているのであろう。

ちなみに私の購入した LP-V3Sは2週間は順調に機能している。

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