リコーダーのダブルタンギング

以前にリコーダーにはタンギング技術が必要であると説明したが、フレーズの中で同じタンギングばかり使用していると音楽が単調になるため、複数のタンギングを使い分ける方法がある。強いタンギングと弱いタンギングを使い分けるダブルタンギングがよく使用されている。

通常の教則本では最初にタンギング(tuが多い)の説明があるだけであるが、東京音楽書院出版から山岡重治先生の「やさしいリコーダーの吹き方」では最初の段階からはっきりしたタンギング(tu)とやわらかいタンギング(du)が説明されており、練習曲のすべてにtuとduの使い分けが記載されている。但し、この本は絶版で現在は市販されていない。

説明書を読んでも外国語の舌の位置がよく分らないので、方法が合っているのか判断するのが難しい。まあ、英語の「To do」と発音する要領のようである。また、tuとduでは強すぎるので、dhとghだとする説明書もある。その他、「te ke te ke」、「tu ru tu ru」などと記載されている説明書もある。結論的には、それぞれ個人の感覚が重要であり、自分で一番適切で、なじみ易い舌の動かし方を見つけるのが良いようである。

どこで使うかであるが、山岡先生の教本では基本的な原則として、
1)フレーズの始まりではtを
2)順次進行のときはtとdを交互に使い、はっきりした跳躍のときはt
3)同じ音の繰り返しはt
4)付点のリズムは短い音にt(三拍子のリズムであれば、付点四分音符はt、八分音符もt、四分音符をd)
などである。詳しい事例は教則本で。

3連音符を吹くときなどはトリプル・タンギングが使用させることもある。その吹き方としてdo−gh−dh などが例示されて説明書もある。それ以上の複式タンギングの方法もあるようであるが、あまり一般的でなさそうである。

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