映画「マンマ・ミーア」の感想

大ヒットした同名のミュージカルが映画化されたものである。ストリーは日本人からすると少し破廉恥な内容であるが、とにかくABBAの音楽が素晴らしく、手軽に大ヒットミュージカルを見られたので理屈抜きに楽しめた。

ミュージカル「マンマ・ミーア」は1999年のロンドン公演以来、世界各国でヒットしており、日本でも劇団四季が公演し、ロングランとなっている。現在も新名古屋ミュージカル劇場で公演されている。

ストリーはミュージカルと同じようである。シングルマザーの娘ソフィが結婚式で、父親と一緒にヴァージンロードを歩くことを夢みて、母親の日記から父親の可能性のある男性3名に母親に内緒で招待状を送ったことから、繰り広げられるどたばた喜劇というところである。関係した男性が3人いて父親が誰か分らないということになると、日本なら悲劇となるような題材であるが、この映画では全員底抜けに明るく、この現実を逆手にとって喜劇に変えている。世界ではこれが普通のことになっているのかもしれない。

場所はエーゲ海に浮かぶギリシャの小島。映画では生の音楽は聴けないが、映画のメリットを生かし随所に奇麗な風景が映し出される。また、歌う場所も海岸、桟橋、ホテルなどバラエティーに飛んでいる。そして、海に飛び込んだり、水が噴出したり映画ならではの仕掛けもあり、映画はどたばた喜劇には向いている。

平日見たので、年配者が多かったが、数組若い女性グループが見ていて、終わったあとすれ違ったが、笑いを堪えるのに苦労したと話していた。

音楽はABBAの大ヒット・ナンバー22曲が使用されているとのこと。ポップス音楽はあまり聴かないので曲としてはダンシング・クイーン程度しか知らなかったが、ABBAの音楽はどれも小気味よく映画に引き込まれるようである。映画では3組ほどトリオが登場するが中でもメリル・ストリープをメインとするおばさんトリオがよい。その老年パワーには驚かされる。メリル・ストリープの歌は特に上手いとは思わないが、ABBAの音楽に乗って歌えば上手く聞こえる。

劇団四季の公演ではアンコールのダンシング・クイーンで観客が立ち上がって一緒に歌うとことが恒例化しているとのこと。映画でもおばさんトリオが元気よく歌っていた。さすがに一緒には歌わないが雰囲気としては理解できる。

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