飯沼山 円福寺(飯沼観音)

銚子の町は飯沼山 円福寺の門前町として栄えたところであり、当然、円福寺は銚子市のど真ん中に位置している。戦前の建物は戦災ですべて焼失したため、現在は近代的な新しい立派な建物が建っている。レトロ感はないが、豪華な雰囲気のある寺院である。

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飯沼山 円福寺について

飯沼山円福寺は、千葉県銚子市にある真言宗の寺院。山号は飯沼山。本尊は十一面観世音菩薩。開基は弘法大師。坂東三十三観音霊場の第27番札所となっている。世間からは飯沼観音と呼ばれ親しまれている。
円福寺の創立に関する物語は「飯沼山観世音縁起絵巻」として語られている。それによると奈良時代の神亀五年の春、二人の漁師が夢の中で見た言葉に従い、海の上で光り輝いているところで漁をしたところ十一面観音が網にかかったとのこと。二人は出家して草庵を結び、十一面観音を安置した。この観音を参拝した多くの人が病から救われたことから評判になり、二人はおこり除け法師と呼ばれるようになった。
奈良時代の天平年間になり、行基菩薩がこの話を耳にして、厨子を作って奉納した。しかし尊像のほうが少し大きくて入らなかったので、行基が祈願すると、尊像は首をたれて、みずから厨子に入ったという。
平安時代の初期大同年間に弘法大師が東国を巡錫したとき、この尊像を拝したが、海から出現したままの姿だったので、台座や光背を作り、開眼供養をおこなった。また、下総国の守護千葉氏の系統を引く海上長者が、観世音の慈悲と弘法大師の修法の力に心をうたれ、財を惜しまずに提供し、壮大な伽藍を建立した。このとき大師を開祖と仰いだと伝えられている。
その後、円福寺は海上氏一族の庇護によって発展した。鎌倉時代に坂東三十三観音霊場の第27番札所となったが、近辺の札所から遠く離れているので、巡礼者の多くは銚子で一泊するようになり銚子の町も発展していった。
安土桃山時代天正6年には八間四方の観音堂が建てられた。天正19年に徳川家康に朱印を賜わり諸堂を整備している。

円福寺付近の地図

住 所:千葉県銚子市馬場町293
銚子駅から歩けないこともないが、銚子電気鉄道を利用すれば観音駅下車、徒歩3分である。昔は広大な境内を有していたが、現在は二つの境内に別れている。地図上に表示されている場所は大師堂のある境内で、観音堂がある境内は駅より遠く、馬場町の交差点の近くである。

円福寺の建物

昭和20年の空襲で円福寺の多宝塔や観音堂など諸堂を焼失してしまったため、建物はすべて戦後再建されたものである。

円福寺大師堂

駅から近い大師堂のエリアにある。

円福寺大師堂

円福寺大師堂

円福寺観音堂

床の高い豪華な建物である。

円福寺観音堂

円福寺観音堂

円福寺五重塔

高さ33.55メートルある立派な五重塔である。 観音堂からの姿は絵になる。

円福寺五重塔

円福寺五重塔

円福寺仁王門

円福寺仁王門

円福寺仁王門

円福寺の納経印

正式の納経所は大師堂のあるエリアであるが、観音堂の中でも書いてもらえるようだ。

円福寺納経印

円福寺納経印

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