日本演奏家コンクール二次予選の感想

夏休みになりコンクールのシーズンになってきた。第12回日本演奏家コンクール二次予選の弦楽器部門、声楽部門がみなとみない小ホールで開催されたので聴きに行った。

横浜みなとみない小ホールはエレベータで5階まで上がったところに入口がある座席数440席のホールであるが、落ち着いた雰囲気があり、個人的には非常に気に入っている。ホールの従業員のサポートも丁寧で、横浜のコンクール会場としては一番高級感のある場所である。

昨年はこのプログラムは2日間に亘って行われていたが、今年は29日だけであり、弦楽器部門の小学生から声楽部門の一般まで、1日をフルに使用して実施されていた。

コンクールでは一般の聴衆はホールの前方席と後方の両サイドの席が割り当てられており、私の聴いた時間帯では例年通り20名程度の人が聴いていた。午前中に行えわれたの小学生や中学生の部は一般的に付き添いが多いので、多分、もう少し多いのでなかろうか。なお、審査員席は後方の中央席にロープが張られ、一般席と区別されていた。

会場には2時頃行ったが、弦楽器部門は小学生から始まり高校生の終わり近くであった。残りは大学生と一般だけであった。

弦楽器部門では2曲弾くが1曲は課題曲なのであろうが、大学生の部門ではパガニーニなどのカプリースと名の付く曲を全員演奏していた。ちなみにプログラムを見ると小学生の低学年はカイザーの練習曲、高学年はクロイツエルの練習曲、中学生はローデのカプリース、高校生はバッハのパルティータのようである。この課題曲は無伴奏で音楽表現が難しく、素人が聴いていてもあまり面白味はない。反面、プロが聞くと力量が比較がしやすいのであろう。大学生の部は自由曲も素人には馴染みのない曲が多く、弦楽器部門では中学生程度の部を聴いているのが一番面白そうである。

演奏時間は10分程度であるが、弦楽器部門は演奏が長く、殆どが途中でベルが鳴り強制的に演奏をストップさせられていた。

弦楽器部門が終わると直ぐに声楽部門が始まった。声楽部門も2曲歌うのであるが、弦楽器部門のように長い曲は少なく、ベルで演奏途中に中断させることもなかった。聴いていて回転も速く、聴き易い。

高校生から始まったが、制服を来た子供のような高校生が大きな声を出すには驚かされる。中でも男性の高校生がカウンターテナーで、女性のようなソプラノの高音域の歌を歌ったのには驚いた。テレビでは聴いたことはあるが、生で聴いたのは初めてである。普段も高い声なのかと思っていたが、音楽として歌われらのか、失敗したのか定かでないが、一瞬ではあったが、低い声が聞こえた。やはり地声は低い声のようだ。カウンターテナーの一番よいところは音域の広いことのようで、この低い声からソプラノの音域まで発声できれば素晴らしいことである。

大学生になると舞台服になりぐっと気合が入っているようである。声量も表現も豊かになり、やはり高校生よりは一段と上達しているようである。

プログラムがもらえなかったので正確な出場者数は覚えていたなが、声楽部門は高校生5名 大学生8名 アマ3名一般10名強であったと記憶している。アマや一般には高齢者もおられ、入選することよりも参加することを楽しみにしておられるのであろう。それはそれで素晴らしいことである。

遅くなりそうなので、大学生の途中で帰宅した。なお、本選はフィリアホールで、8/16(火)、8/20(金)に、みなとみらいホール小ホールで、8/30(月)、8/31(火)で開催されるとのこと、部門は未定とのことであるが、多分、みなとみらいホール小ホールは管弦楽部門と声楽部門であろう。また、聴きに行くのが楽しみである。

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