ミニーギター(HORA 1/2)の感想

楽器店でトラベルギターを見て、急に小さなギターをいじりたくなった。いろいろ情報を集め、最終的にはクロサワ楽器でミニーギター(HORA 1/2)を購入した。ギターは全く始めてであるが、良い音がするので非常に満足している。購入した経緯、感想等を記載する。

今まで、ギターは筐体が大きくて、保管場所の少ないマンションでは無縁と思っていたが、トラベルギター程度の大きさのギターならタンスの上ならそう邪魔にならないで保管できるように思い、急に楽器店やネットで情報を集めだした。

ネットでいろいろ調べていくと、小型ギターにはトラベルギター以外にも子供用に作られたミニーギターがあり、大人でも十分に使用に耐え、愛好者もいることを知った。トラベルギターは一般的にスマートな形をしており、場所をあまり取らないが、形状が大きくギターと異なるので、独特の音質になるようで、ギターに近い音質を求めるのならミニ ギターの方が適しているようである。ギターもいろいろ種類があるが、リコーダーとの相性も考えナイロン弦で弾くクラシックギターとした。まあ、リュートの代わりをさせるかとの意識である。

クラシックのミニ ギターとしてはARIA PEPE ギターが有名であるが、価格が3万5千円以上と少し遊ぶ程度としては高い。ARIAから1万円強で購入できるミニ ギターも販売されているが、あまり安価なのも品質が心配である。クロサワ楽器店で「この価格(16,800円)でオール単板で製作されており、音の良く通るギターです。」との宣伝文句でHORA製のギターが販売されていた。これが本当なら第一候補となる。ただ、HORAは日本では殆ど知られていないメーカなので、この点だけが心配であった。

HORAをインタネットでよく調べるてみると、ルーマニアの創立60周年にも及ぶ大きな楽器メーカで、年間ギターを5万個、マンドリンを5千個、ヴァイオリンを1万個、チェロやベースを2千5百個製造し、世界各国に輸出しているとのことである。どうも弦楽器の筐体を作ることについては日本のメーカより実績がありそうである。手作りの芸術的な製品は期待できないが、工場で大量生産しているようなので、品質は安定していると思い、多少安心した。

自宅近くの横浜のクロサワ楽器店にHORA 1/2が16,800円で販売されていた。大きさも気に入り、音質が期待以上であれば購入しようと決めた。コンパクトなギターなので、過大な期待はできないが、店員に調弦して弾いてもらったところ、期待した以上の十分な残音があるギターそのもの音が響いた。他にギターを持ち合わせていないので、正確に比較できないが、YOU TUBEなので聴くミニ ギターよりはよほど良い音と感じた。殆ど躊躇することなく購入を決めた。

購入したHORA クラシックギター 1/2は筐体の容量が1/2、弦長が530mmのミニーギターである。HORAのカタログにようると、このギターは生徒や学生達が使用する練習用、普及品のギターとのようである。練習用ギターには3種類ランクが用意されているが、クロサワ楽器で購入したものは内部にSpanishモデルの記述があり、ランクの中では一番価格が高いものと思われる。ネットのカタログによるとトップはsolid spruce、バックがsolid maple、ネックが maple、指板がrosewoodとすべて単板で加工されている。また、ロゼッタの飾りは高級品と同様、寄木で作成されているとのことである。単板を使用するところは高級品と変わらないが、高級品は単板でもより選択された素材が使われていることである。

HORA ミニーギターの調弦はマニュアルがないので、正確なところは分からないが、クロサワ楽器で調弦してもらったのを、自宅に帰りデジタルチューナで測定したところ、普通のギターと同様、第1弦からE、B、G、D、A、Eであった。従って教則本も問題なく使用できる。フレット数は18ありほぼ普通のギターの音域をカバーしている。

但し、弦長が短いので、音程を正確にするためにはフレッドの区切りを正確にする必要がある。精度が悪ければ当然、音程が悪くなる。特に高音では顕著になるであろう。普通より弦を緩く張るので、押さえるのは楽である。しかし、弦の間隔が短いので、他の弦に触れないように押さえるのは少し難しくなる。単音を弾いている間はあまり関係がないが、コードを弾く時は苦労するかもしれない。

残響がどの程度のこるかデジタルチューナーで計測してみた。第1弦の開放音で5〜6秒、第6弦の開放音で10〜12秒程度である。従って、練習しているとき残響が必要以上に残るので、消す動作が必要となる。ただ、箱鳴りをよく聴いていると本来の音とは異なる音が共鳴しているような時もあり、この辺りがギターや弦の特性によって変わるのかもしれない。

あまり本格的に練習する気はないが、リコーダーとこのギターの音を多重録音して、今までとは少し毛色の変わった音楽を楽しみたいと思っている。

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