太宰治の育った町 金木

金木はJR線の五所川原から冬になるとだるまストーブを焚くことで有名な津軽鉄道に乗り20分ほど北に行ったところにある。作家太宰治が生まれ育った斜陽館があることで知られている。

スポンサーリンク
スポンサーサイト

金木について

金木に行くには五所川原駅でJRから津軽電鉄に乗り換える。津軽電鉄はJRと同じ駅舎を使用しており、改札だけが分けられている。

「津軽鉄道のストーブ列車に乗って」からは荒涼とした原野を想像するが、金木は大きな町である。太宰治の「津軽」では次のように表現している「金木は、私の生れた町である。津軽平野のほぼ中央に位し、人口五、六千の、これといふ特徴もないが、どこやら都会ふうにちよつと気取つた町である。善く言へば、水のやうに淡泊であり、悪く言へば、底の浅い見栄坊の町といふ事になつてゐるやうである。」「かりに東京に例をとるならば、金木は小石川であり、五所川原は浅草、といつたやうなところでもあらうか。」

太宰治の生家の斜陽館

斜陽館は金木駅から徒歩で5分強のところにある。太宰治の父親で衆議院議員の津島源右衛門が明治40年に建てた豪邸である。太宰治はこの家で青森の中学校に入学するまで生活した。重要文化財に指定されている。

斜陽館

太宰治の育った斜陽館

部屋数が19室もある豪邸である。一階には広い土間ある。奥にあった豪華な仏壇にびっくりした。ただ、太宰治はこの家を嫌っており小説に「この父はひどく大きい家を建てたものだ。風情も何もないただ大きいのである」と記述している。

斜陽館の内部

広い土間がある斜陽館

この家が金融業の店舗を兼ねていたとのことで、二階には立派な洋室もある。

斜陽館の洋室

斜陽館の立派な洋室

この部屋は金融業の事務室である。

斜陽館の金融業事務所

斜陽館の金融業事務所

イギリス積みとフランス積

レンガ積にはイギリス積みとフランス積みがあることを知っていたが、斜陽館で、実際に積み方の違いを展示してあった。
イギリス積みは一つに段はレンガを同じ方向に並べてあるが、
フランス積みはレンガの縦と横が交互に並べれれている。

イギリス積み

イギリス積み

フランス積み

フランス積み

津軽三味線会館

斜陽館から徒歩1分ほどのところに、金木は津軽三味線発祥の地ということで津軽三味線会館が作られている。
会館には津軽三味線の歴史や三橋美智也などの資料が展示されているが、やはり一般の観光客にとっては津軽三味線の実演が目玉であろう。行ったときは30分の実演が日に4回行なわれていた。斜陽館で入場券を買ったとき、丁度、実演時間だったので係りの人から先に会館の方を見学した方がよいと進められた。

もっとも青森県に行くと観光シーズンだったためかよく三味線の実演にでくわした。その中で、この津軽三味線会館の演奏が一番レベルが高そうである。

津軽三味線会館

津軽三味線会館の実演

斜陽館近くの地図

青森県五所川原市金木町朝日山412-1
スポンサーリンク
スポンサーサイト

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーサイト