かなコン第32回(ユースピアノ部門)の感想

第32回かながわ音楽コンクールのユースピアノ部門に下の孫が幼児部門に出るとのことで、予選、準本選と聴きに行った。かなコンの様子と孫の印象を纏めた。

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ユースピアノ部門の特選者数(入選者数)と割合

  • 幼児の部     10人(23人):43%
  • 小学校低学年の部  8人(44人):18%
  • 小学校中学年の部 10人(61人):16%
  • 小学校高学年の部  6人(28人):21%
  • 中学生の部     5人(26人):19%
  • 高校生の部     6人(24人):25%

総エントリー数は724名とのことであり、内各ブロックの入選者数の合計は206人。入選者する割合は28%である。次に特選者に選ばれたのは合計で45人。入選者が特選者に選ばれる割合は平均して21%である。部門別ではご褒美的意味合いがあったのか幼児部門の割合が一番高く43%、このお陰で幼児部門に出場した孫も特選者に選ばれることができた。小学校低学年の部からは審査が厳しくなっている。その中で小学校中学年の部が一番厳しく16%であった。

コンクールの様子

今年は「みどりアートパーク」の予選と「かなっくホール」の準本選を見に行った。
演奏が始まる前に審査員の紹介があった。予選の審査員は3名、準本選の審査員は5名。準本選の方が人数を多くして審査の公平性を高めているのであろう。審査員はいずれも肩書きが公表されており、二つの会場ではすべて大学関係者であったと記憶している。
今回、演奏する曲数は幼児部門と小学校低学年の部は予選も準本選も1曲であり、演奏を聴きに行った者にとっては直ぐ終わりあっけなかった。また、幼児などでは時間がかかるピアノの椅子や足台の調整も係りの人が行っているケースが多く、非常にスムーズな進行であった。次から次へとどんどん審査されているとの感じである。
ピティナなどでは子供の演奏する曲数も多く、子供に演奏する機会を与えているとの雰囲気が感じられる。また、講評用紙も一人ひとりに渡され、子供のピアノ教育に重点を置いているように感じられる。反面、ピティナではより多くの人が予選を突破するが、次の地区本選では予選とは別に参加費が必要であり、金儲け主義的な面も感じられる。
これに対し、かなコンは参加費は本選まで進んでも余分に取られることはなく良心的だ。審査員の質、選ばれる人の数など予選の進め方をみているとコンクールとの意味合いに重点を置いて運営しているように感じられる。

コンクールは表現力重要

今回、幼稚園年中の孫はコンクールを体験するとの意味合いから参加した。まだ難しい曲をばりばり弾くとの印象からは程遠く、予選を突破することなどあまり考えていなかった。また、他の人の演奏を聴いても早く難しい曲を弾く子が多く、予選を突破することなど到底無理と考えていたが、新聞の結果を見てびっくりである。
孫の演奏は決して演奏するのが難しい曲ではない、ゆっくりした曲を丁寧に演奏していた。強弱を使い分けたり、リタルランドなどテンポも変化させていた。孫が家に遊びに来たとき、練習するのを聴いたが、そのときは弱くするのが極端で不自然だなと感じていたが、コンクールではより自然になり曲に表情が出ていた。かなり上手くなったと感じたものである。
準本選の曲は予選を突破するとは考えていなかったので、練習量が少なく、予選を突破したので慌てて練習していた。準本選の演奏方法は同じ様なもので、早く弾くより、強弱など曲の表現を重視した演奏であった。
このような孫の演奏が本選まで進んだことを考えると、演奏が楽な曲でも表現力が優れていれば本選まで進めることが分った。確かに、課題曲が示されてることを考えると、どの曲を選んでも審査の点では平等あることは当然である。
本選は29日に神奈川県立音楽堂で行われるが、幼児部門の演奏する曲は準本選と同じ曲とのこと、幼児にあまり負担をかけないためであろう。
孫は幸運に恵まれ本選で演奏できるることになったが、このような機会は今後ピアノを続けても一生に1回あるかないかのことである。本選ではしっかり応援したい。

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