江戸時代初期の皇室の別荘ー桂離宮

桂離宮は江戸時代初期に作られたの回遊式庭園と建築物が現存する皇室関連の別荘で、当時の王朝文化の粋を知ることができる世界遺産クラスの観光資産である。宮内庁が管理しているので、世界遺産に申請はされていないし、一般に見学することはできないが、参観許可を取れば無料で見学することができる。

 桂離宮について

江戸時代の初期に皇族の八条宮の別邸として創設され、建築群と庭園からなる。面積は約7万平方メートルで、うち庭園部分は約5万8千平方メートルを占める。

回遊式庭園には、桂川の水を引いた池を中心に、茶屋、築山、州浜、橋、石灯篭などが配置されている。庭園には茶屋として松琴亭、賞花亭、笑意軒、月波楼の4棟があり、それぞれ異なった場所から庭園を見学できるよぷになっている。また池では舟遊びも楽しむことができように、それぞれの茶屋に船着場が設けられている。庭園は多くの入江と複雑な汀線をもつ池を中心とし、池には大小5つの島がある。池の西岸の平坦地には古書院、中書院、新御殿が北東から南西へ雁行形に並んでいる。この書院群の建物は簡素であるが、造形美に優れており、素晴らしい建物である。

桂離宮の地図

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桂離宮の案内図

桂離宮の案内図

桂離宮の案内図

桂離宮の表門

割竹を組んで作られた両開きの門扉を取り付けた簡素な門であるが、特別な場合以外には使用されない。一般参観者はこの門ではなく、南西にある通用門から出入りする。

桂離宮の正門

桂離宮の正門

庭園側から見た表門。遠近感を強調するため道幅にも工夫が施されている。

桂離宮正門からの通路

桂離宮正門からの通路

桂離宮の御幸門

表門を入って真っ直ぐ進んだところに、後水尾上皇の行幸のとき建てられた切妻造茅葺の棟門形式の素朴な門がある。

桂離宮の御幸門

桂離宮の御幸門

桂離宮の外腰掛

庭園を入ってしばらくしたところに、松琴亭で茶会が開催されるときの待合室となる外腰掛がある。

桂離宮の外腰掛

桂離宮の外腰掛

桂離宮の蘇鉄山

外腰掛の前の庭は薩摩島津家から寄進された蘇鉄が植えられている。敢えて、南国の蘇鉄を利用することによって他の庭園と雰囲気を変えている。

桂離宮の蘇鉄山

桂離宮の蘇鉄山

桂離宮の洲浜と天橋立

庭園の部分には浜辺や天橋立に見立てた石橋や島が造営されているところがある。向こうには松琴亭が見える。

桂離宮の洲浜と松琴亭

桂離宮の洲浜と松琴亭

桂離宮の賞花亭

賞花亭は、池の南側にある大きな島の頂上よりやや西に北面して建つ。小規模で素朴な茶屋であり、「峠の茶屋」と呼ばれている。

桂離宮の賞花亭

桂離宮の賞花亭

賞花亭は一番高いところに建っている。昔は木々の背丈が低かったので、遠くの山まで見渡せたとのこと。

賞花亭からの眺め

賞花亭からの眺め

桂離宮の園林堂

園林堂は、池の南側にある大きな島の西端に建つ持仏堂で、離宮内で唯一の本瓦葺の建物である。

桂離宮の園林堂

桂離宮の園林堂

木々も良く手入れされ、美しい。

桂離宮の庭

桂離宮の庭

桂離宮の笑意軒

笑意軒は、池の南岸、離宮敷地の南端近くにある茶屋で、池に面した北側を正面とする。

桂離宮の笑意軒

桂離宮の笑意軒

笑意軒から見た庭の風景。前の池の岸は、直線的な切石で構成した船着場になっている。

桂離宮の庭

桂離宮の庭

桂離宮の中書院と新御殿

新御殿は1662年頃建設された。非常にシンプルではあるが、造形美に優れた建物である。床が高いのは桂川が氾濫したとき浸水を避けるためとのこと。

桂離宮の新御殿と中書院

桂離宮の新御殿と中書院

桂離宮の古書院

古書院、中書院、新御殿はいずれも入母屋造。

桂離宮の古書院と月波楼

桂離宮の古書院と月波楼

桂離宮の月見台

桂離宮の月見台

桂離宮の月波楼

月波楼は、池の西岸、古書院の北側にある茶屋である。

桂離宮の月浪楼

桂離宮の月浪楼

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