高校吹奏楽部の定期演奏会の感想

春休みになると、中学校や高校の吹奏部の定期演奏会が歳時記に記載されているがごとく毎年開催される。都合が付けば聴きに行くことにしている。今年は県立音楽堂で開催された南高校と翠嵐高校の演奏会を聴きに行ったので感想を記載する。

演奏会の前の演奏

開演時間より少し早めに行ったが、両校の演奏会とも演奏会の前に少人数でアンサンブルの演奏を行っていた。以前聴いた高校では休みの合間に行っていたところもある。翠嵐高校はアンサンブルコンテストでクラリネット5重奏と金管8重奏が金賞に輝いたということで、二つにグループが演奏した。私は1年程前からクラリネットを習い出したので、クラリネットだけのアンサンブルは非常に興味があった。今回は吹奏楽の演奏を聴きに行くのもクラリネットの音色を確かめる目的もあるが、吹奏楽全体の演奏ではいろいろな楽器が交じり合っているので、聴き分けることは難しい。しかし、少人数のアンサンブルでは多少は分るので、歓迎である。
高校生ともなるとアンサンブルも上手いもので感心する。個人的には休憩時間に多くのグループが演奏してくれると有難いと思っているので、今後も続けられることを希望する。

翠嵐高校の金管アンサンブル

翠嵐高校の金管アンサンブル

吹奏楽の特徴

南高校は部員が26人で、今まで聴きに行ったなかでは一番部員が少なかった。男子は少ないというか、どこの高校でも吹奏楽は女子が中心なので南高校も平均的なのかもしれない。これに対して翠嵐高校は倍の52名である。男子部員も比較的多いように感じた。特に金管パートに多かった。音色の良し悪しは評価できないが、翠嵐高校は低音部の楽器が多く低音部が豊かであると感じた。

曲はクラシックからポップスまで様ざまである。私は一般的にクラシックを主に聴くが、吹奏楽のクラシック演奏では私が持っている曲のイメージと合わないので、特にクラシックの曲を好むことはない。むしろ、吹奏楽に合った曲の方が楽しい。特に女性がドラムを叩く姿は颯爽としていて気持ちがよい。

定期演奏会の形式

南高校と翠嵐高校とも3部形式で、1部と3部は普通の演奏であるが、2部は劇的要素を加味した演目などで、それぞれ高校の特徴がでる。
南高校は中高一貫校になったとのことで、中高の合同演奏があった。ただ、まだ始まって間がないので、1曲だけの紹介程度の内容である。今後、交流が進めば、中高の特徴のある演奏が聴ける出あろう。音楽劇は全員譜面なしの立っての演奏であった。かなり長いステージであったので、よく憶えてきたものだと感心した。
翠嵐高校は通常の楽譜を見ながらの演奏とその演奏の合間に劇を挟むというもので、このスタイルが一般的なのであろう。内容はたわいもないもので、多分観客の大部分を占める同級生や友達に対するサービスなのであろう。私のように一般客は内容を楽しむことは出来ないが、級友の喝采を浴びながら演技している姿は好ましいものがあり、適度の範囲ならよいとだろう。

定期演奏会だけのこととは思うが、曲の演奏中にソロ演奏が時折挿入される。数フレーズの短いものであるが、部員が練習する動機になることと学友に対するサービスの点から行っているのであろう。私も個別の楽器の音色と高校生の実力程度に興味があるので、歓迎である。

演奏会の説明資料

どこの高校も説明資料は同じような形式である。演奏曲の説明は当然であるが、学校の吹奏楽の説明書で特徴があるのは、部のメンバーの一人ひとりが面白可笑しく紹介されていることである。一般の聴衆には意味不明であるが、学校生活を楽しんでいることは推察される。

まとめ

春休み開催される中学校や高校の吹奏楽部の定期演奏会は単なる演奏だけでなく、吹奏楽部が趣向を凝らし学校生活やクラブ活動の楽しさを前面に出した演出で、一般の観客にも十分楽しめる。曲だけを聴きに行くのであればコンクールの方が適切なのかもしれないが定期演奏会では両面があるので、面白い。今後も時間が合えば見に行きたい。

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