Korora(Linux)の感想

Linuxのディストリビューションの一つであるKororaはFedoraにノンフリーなパッケージを含むリポジトリを追加し、より使い易いディストリビューションを目指すとのことで、使い込めば面白いディストリビューションであるが、少しLinuxの初心者には難しいところがある。テスト的に使用したので、その感想を述べる。

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Kororaの特徴

Kororaはネットで以下の様な特徴をPRしている。機械翻訳させた文章を適当に修正した。
Kororaのどのデスクトップ版でも、エンドユーザーが容易にLinuxのシステムを構築できるように、多くのことが事前に設定されている。
1)カスタム拡張やコンフィギュレーションが調整できるデスクトップ機能を持っている。
2)Adobe Flash、Google Chrome 、RPMFusion1 、 VirtualBoxなど多くのサードパーティ性のソフトを含むリポジトリ(倉庫)がある。
3)デフォルトのWebブラウザとしてFirefoxを採用している。
4)Firefoxの拡張機能(Adblock Plus, DownThemAll, Xclear) が使用できる。
5)ミニブログのクライアント機能がある。
6)豊富なマルチメディア機能をサポートしている。
7)NVIDIAや無線などのドライバを処理するPharLapデバイスマネージャを持ている。
8)ビデオエディタもある。
9)デフォルトのメディアプレーヤーはVLC。
10)SELinuxが有効になっている。

Kororaのインストール作業

Kororaの種類

多くのディストリビューションと同様にKororaでも32bit版と64bit版がある。ディスクトップ環境を以下の種類から選択することができる。
Cinnamon
GNOME
KDE
MATE
Xfce
正直なところ、ディスクトップ環境の違いが分からないので、どれでもよかつたのであるがXfceを選択した。
isoファイルの容量は全体で1.9G程度あり、ダウンロードするのに1時間以上時間がかかった。CDに焼付けるのは容量的に無理であり、DVDに焼付けた。
全体的にはインストール作業は他のLinuxに比べてあまり違わなかった。しかしFodoraから派生したソフトであるため、画面表示や手順などはFodoraとよく似ている。

live Systemのンストール

DVDをセットすると殆ど自動的にDVDだけで動くLive Systemをインストールしてくれる。
その後、Wecome画面が表示され、インストール項目を選択するとインストールの開始である。

各項目の設定

ハードディスクにインストールする前に各種の項目を設定する。
先ず、言語の選択画面が表示される。
次にFedoraと同じような画面で以下の4つの項目が表示され未設定の場合はクリックして詳細画面で決定する。

地域設定(キーボード)

日本語を選択していれば自動的に設定されている。

日付と時刻

この項目も自動的に設定されている。

インストール先

ハードディスクの選択やパーティションの方法を設定するのであるが、正直よく分からないところがある。以前のOSが入つている場合、そのままではインストールするエリアが不足するので、削除してエリアを解放してからハードディスクを指定する。

ネットワークとホスト名

無線LANとの接続はこの段階では無理に設定する必要はない。インストール終了後、別のところで簡単に設定できた。

各項目が設定できればインストールのボタンを押してインストール開始である。

ユーザ設定作業とパスワードの決定

インストール作業が開始されると、rootパスワードの設定、ユーザ設定の項目が表示され、インストール作業中に内容を入力する。
ユーザ設定で管理者項目にチェツクを入れ忘れると端末での操作ができなくなるので注意が必要だ。
ROOTパスワードとユーザパスワードがあるが、運用していると、どちらを入力すれば良いのか分からなくなることがある。取り敢えず2つとも同じパスワードにした。
以上で終了で再起動すると完了である。

使用してみての感想

無線LANと日本語入力機能について

インストールすれば無線LANと日本語入力機能は行われているとのことであったが、上手く機能していなかった。いろいろ迷つたが、右上の無線LANの小さなアイコンをクリツクして、使用する端末を選択、パスワードを入力すれば設定完了である。日本語入力も同様に右上のアイコンで選べば完了である。
但し、インストールされている日本語変換のキー操作が慣れ親しんでいる方法と異るところがあり、使い難い。例えば、促音文字の入力で「っ」を以前使用していた「ltu」と入力したのでは変換してくれない。「tt」と入力すれば変換してくれる。

Kororaの初期画面

シンプルのものである。Menuをクリックすると項目とその項目に含まれているソフトが表示される。
右上に各種の表示ボタンがある。ここをクリツクするとその項目の内容と詳細設定ができる。

Kororaの初期画面

Kororaの初期画面

画面の色合いや背景画面は変更できる機能が備わつている。以下は適当に設定した画面である。

Kororaの初期画面

Kororaの初期画面

追加ソフトのインストール

インストールした段階でLinuxの主要ソフトはすでにインストールされている。但し、ゲーム関係のソフトは何も含まれていない。
また、それ以外のソフトをインストールしようとするとFedoraのように簡単なインストール機能がなく、Linux特有の端末を使用してコマンドを打ち込まなくてはならない。
私の場合はコマンドの詳細な意味は不明であるが、以下のように入力したところインストールできた。
sudo yum install アプリ名
ソフトそのものはリポジトリ(倉庫)には多く含まれている。その内容はMenuの中のYum Extenderで表示することができる。

リポジトリ(倉庫)の内容

リポジトリ(倉庫)の内容

Google Chromeのインストール

標準のブラウザはFirefoxである。Firefoxでもグーグルの検索を使用すればYoutubeは見られるようになるが、全般的に動画関連の機能が少し弱いようである。
そこで、Google Chromeのインストールを試みた。Yum Extenderの画面でChromeを検索すると「google-chrome-stable」とのソフトがあったのでこれだろうと思い
sudo yum install google-chrome-stable
と端末操作したところ無事インストールできた。直ぐ起動させたが問題なく閲覧できるようになつた。

興味のあるソフト

GNU denemo

Fedoraで気に入った楽譜作成ソフト(GNU denemo)もインストール出来た。Fedora使用できるソフトはKororaでも使用出来そうである。

ownCloud

Dropboxのように同期型オンラインストレージのツールであるようだ。レンタルサーバにownCloudをインストールしてこのソフトを利用してパソコンと連携すれば、パソコンからレンタルサーバのストレージが自由に使えるようになるとのことで、興味はあるが、レンタルサーバの設定が難しそうで、初心者の私には荷が重い。

まとめ

Kororaはリポジトリ(倉庫)に多くのソフトがあり、使い込めば利用範囲が広いディストリビューションになりそうであるが、落とし穴も多く、使いやすいシステムに作り込むまでに時間がかかりそうである。Linuxにある程度知識が集積した段階で使用するのが好いように思った。最終的に使用するディストリビューションの候補の一っとして考えたい。

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