南禅寺 東山山麓の大寺院 

東山の麓に京都五山制度の中で最高の寺格を持つ南禅寺がある。この南禅寺はよくテレビドラマのロケ地に使用されたり、石川五右衛門とゆかりの三門など庶民的な話題が多い禅寺でもある。

アクセス方法

地下鉄東西線の蹴上駅を降りて、京都方面に戻ると右側のインクラインの下にトンネルがある。このトンネルを潜ると、もうそこは南禅寺の境内のような場所であり、落ち着いた雰囲気を醸し出している。この道は交通の便がよいところで東山高校生も通学路として使用しているようである。

南禅寺の付近の地図

京都市左京区南禅寺福地86

道路の先に潜ってきたインクラインのトンネルが見える。立派な石垣が見えるが、この辺りにNHKで「南禅寺界隈の別荘」として放送され、有名になった別荘の一つである「何有荘」がある。

蹴上げから南禅寺に行く道

蹴上げから南禅寺に行く道

金地院

しばらく歩くと左に古い門があるが、ここも有名な金地院である。金地院は南禅寺塔頭の一つであり、特別名勝に指定されている小堀遠州が作庭した鶴亀の庭などが有名である。また、金地院崇伝の寺としても知られている。崇伝は江戸時代の初期、幕政に参加して、武家諸法度の制定にも係わったり、豊臣家を潰すため方広寺鐘銘事件時を起こすなど、歴史の教科書にも登場する超大物の人物だ。徳川家と縁があるためか、このお寺にも東照宮があり重要文化財となっている。

金地院の門

金地院の門

南禅寺

南禅寺は1291年に開創された臨済宗南禅寺派の大本山で、正式には瑞龍山太平興国南禅寺という。京都にある有名な禅宗の寺は京都五山として、有名であるが、この南禅寺は足利義満の時、五山制度の中で五山を超える「五山之上」と言う京都の禅宗寺院の中で最高の寺格を与えられた寺院で、五山文化の中心に位置していた。

三 門

三門は1628年に創建されたもので国の重要文化財に指定されている。日本三大門の一つと数える意見もある。何よりもこの三門は安土桃山時代の大盗賊の石川五右衛門が

「絶景かな、絶景かな、春の眺めは値千金とは小せえ、ちいせえ」

と煙管片手に見得を切る歌舞伎の「金門五山桐」の「山門」として有名である。今でも三門の上に登ることができるので、石川五右衛門になった気分で京都市内を眺めてはどうだろうか。なお、アニメのルパン三世に出てくる五右衛門はこの石川五右衛門の子孫との設定である。但し、石川五右衛門も架空の人物である。

また、この三門はテレビのドラマでもよく使用されている場所でもある。

南禅寺の三門

南禅寺の三門

法 堂

三門の奥の立派な建物は法堂で、公式の法要など法式行事が行なわれる場所である。建物は明治時代で建設されたもので、文化財とはなっていない。

南禅寺の法堂

南禅寺の法堂

水道閣

更に右側の奥に入るとテレビドラマなどでよく使用される南禅寺のもう一つの名物であるは水道閣がある。これは明治時代に琵琶湖から水を引くという近代化事業の琵琶湖疎水の遺構の一部である。現在も現役で橋の上には水が流れている。

南禅寺の水道閣

南禅寺の水道閣

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