ピティナ・ピアノコンクール地区本戦を聴く

みなとみらい小ホールで行われたピティナピアノのコンクールの東日本神奈川地区本戦を聴きに行った。神奈川の地区予選の多くは菊名の小さなホールで行われたが、地区本選のみなとみらい小ホールで行われ、菊名と演奏環境が大きく異なっていた。環境の変化はいろいろな点でコンクールにも影響を与えると思った。

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演奏待ち状態

菊名では演奏者の席がピアノの前に設けられており、自分の演奏する順番までその席で他の人の演奏を聴くことになる。控室のない会場ではこの方式である。

この方式は演奏する順番が大きく影響するように思われる。最後の方に演奏する場合は落ち着きのない子供は待っているだけで、集中が切れてしまう可能性がある。特に低学年の子供はそうであろう。また、他人の演奏を聴きながら待つのであるから、自分の番が近づいてくるにつれ、気持ちが高ぶってくるのでないだろうか。この場合上がり症の子供には影響はあるように思えた。付き添いの家族ははらはらするが自分の子供演奏がまともに聴くことができるメリットはある。

みなとみらいは当然控室があり、自分の番になるまで控室で待機するシステムである。控室でどのような状態で待っているのか不明であれるが、少なくとも演奏会場でかしこまって聴いているよりはリラックスできるのでないだろうか。ただし、小さい子供の時は母親は足台をセットして楽屋に戻ってしまうので、まともな状態では自分の子供の演奏を聴くことはできない。

この様な条件を公平にするため、演奏する順番は名簿の最初からではなく途中から始められ、当日でないと何番目に演奏するのか分からないシステムになっている。

会場の音響効果

会場の音響効果も菊名とみなろみない小ホールでは大きく異なっていた。

菊名では小さなホールであるのでピアノの音がダイレクトに届く感じである。審査員席はピアノと同じ舞台の端に設けられており、最もピアノの近い位置で審査されたことになる。

みなとみらいはホールが広く、反響音も大きいのでピアノがよく響く感じである。このため、個々の音は少し、反響音に埋もれてしまうように感じた。特に、審査員席はホールの後方の客席に設けられており、ピアノのダイレクトの音と反響音が一番重なった状態で聴かれることになる。

どのような視点で審査されているのか分からないが、同じ演奏でも菊名とみなとみらいでは聴こえ方が大きく異なることであろ。上級レベルになれば、そのホールに適した弾き方があるように思うが、コンクールでもその点が表現した方として採点に影響するのか興味があるところである。

演奏会場の反響の仕方はそれぞれ特徴がある。今までいろいろな会場を聴きに行ってが、よく響くホールとあまり響かないホールと様々である。審査に影響するかしないかは別として、コンクールの参加者はいろいろな音響環境の会場で演奏すれば面白いであろう。

採点は時の運

地区本選に出場できる子供達は演奏技術では一定のレベルに達しており、よほど抜きん出いる子供でない限り、審査はその時の審査員の主観に大きく影響するように思えた。特に上級者はその傾向が強いように思う。素人の私には正直なところ演奏の優劣は分からない。以前自分なりに評価してみたことがあるが、審査員の評価と全然異なっていた。審査員の先生方の採点や評価もばらつきがある。

このため、地区本戦では審査員を7名に増やして、なるべく偏りがでないように配慮されているのであろう。それでも全国大会に出場するには運も必要であると思う。

ビデオ撮影が許可

以前はビデオ撮影が禁止されていたが、今回からかみなとみない小ホールでは後方の一番端の席がビデオ撮影用の席となっていた。本人の演奏に限り撮影可能とのことである。

参加者は晴れの舞台でもあるので、これはよいことだと思う。

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