妙福山 佐竹寺(県道の側にある古い寺院)

坂東三十三観音霊場の22番札所となっている佐竹寺は茨城県常陸太田市の郊外にある、茅葺屋根の本堂が印象に残る古い寺院である。本尊は十一面観音。

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佐竹寺の地図

茨城県常陸太田市天神林町2404

住  所:茨城県常陸太田市天神林町2404
電話番号:0294-72-2078
佐竹寺は常陸太田市の郊外の県道61号線の横、JR常陸太田駅から徒歩約30分の距離にある。
霊場の多くは山の中腹など高いところにあり、御参りするには多少は階段を登らなければならないことが多いが、この佐竹寺は車を降りて直ぐ、あまりにも手軽に行けるので、少し有難みが薄れる感じである。

佐竹寺について

佐竹寺は真言宗豊山派の寺で、山号は妙福山、院号は明音院。本尊は聖徳太子が彫ったといわれる十一面観音。坂東三十三観音霊場の二十二番札所となっている。
花山法王が板東巡礼中に随行の元蜜上人に聖徳太子作の十一面観音像を与えて寛平7年(895年)に建立させたと伝えられている。当時は観音寺という名前であった。
その後、佐竹氏代々の祈願所として発展し鎌倉時代から安土桃山時代までは隆盛を極めたが、関ヶ原の合戦で佐竹氏が敗れると、佐竹氏は秋田に国替となり、後ろ盾を失った佐竹寺も衰退していった。しかし江戸時代は坂東三十三観音霊場となっていたので。ある程度賑わっていたが、明治維新の廃仏毀釈で衰退が決定的となり、永らく人の住まない寺として放置されていていた。昭和24年からは住職が住み出し管理されている。現在は御朱印ブームも影響してか坂東三十三観音霊場となっているので参拝する人は多い。

佐竹寺の建物

本堂(重要文化財)

本堂は現在の北西稲村神社の北の洞崎の峰にあったが、焼失し、天文15年(1546年)にこの地に再建されたものである。茅葺屋根の本堂は歴史を感じさせる。また、鬼門よけのため,北に向かって建てられているので北向観音と呼ばれるている。1906年に国の重要文化財に指定されている。

佐竹寺の本堂

佐竹寺の本堂

千社札

本堂の板塀には参拝した印として千社札が数多く貼られていた。歴史のある寺院は数多く貼られていることが多いが、この佐竹寺も例外に漏れず数多く貼ってあった。

佐竹寺に貼られていた千社札

佐竹寺に貼られていた千社札

山門(仁王門)

昭和15年(1940年)に再建されたたてものである。門の両側には宝永年間に制作された金剛力士(仁王)像が安置されているとのことであっが、行ったときは修復中で見られなかった。

佐竹寺の仁王門

佐竹寺の仁王門

納経印

納経印は寺院の境内の横に建っている寺務所で書いて頂ける。残念ながら字は迫力に欠けた。

佐竹寺の納経印

佐竹寺の納経印

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