横浜国際音楽コンクールの感想

 今週は横浜でもコンクールが多い、第3回横浜国際音楽コンクールの横浜予選が「かなっくホール」や「きらら鎌倉」などで始まった。どのようなコンクールなのか偵察をかねて「かなっくホール」に聴きに行った。アンサンブル関係とピアノ部門の予選を一部聴いたが、どうもアンサンブル部門は参加者が少なく、他の参加者と競い合うという雰囲気に乏しいようである。

 横浜国際音楽コンクールは現在までに名古屋、札幌、神戸で予選が開催され、24日から横浜の6会場で予選と本選が開催される。コンクール開催部門はピアノ部門、弦楽器部門、管楽器部門、声楽部門、アンサンブル部門、マチュア部門とバラエティである。ピアノなどは更に小学AB・中・高・大学・一般などレベルによって区分されており、アンサンブルは室内楽一般、二重奏、2台ピアノ、連弾と分かれており、非常に幅が広いコンクールである。

 開催されている「かなっくホール」はJRの東神奈川駅から数分の距離にある非常に交通の便利な公共のホールである。座席数は300席と少なく、室内楽程度の演奏を聴くには最適のホールである。また、座席がスロープになっているので、非常に見やすい。その他の会場も知っている範囲では小規模な公共のホールが多い。

 連弾、二重奏、ピアノ部門一般を聴いたが、参加ペアが連弾部門は3組、二重奏部門は4組で、ピアノ以外は非常に少ない感じである。地方会場の参加者も少しはいるだろうが、あまり期待できないでないだろうか。その上、二重奏は演奏した楽器がマリンバ、ヴァイオリンとピアノ、フルート合奏、ヴァイオリン合奏と異なっていたので、演奏テクニックを比較するのは難しと思われる。また、審査員も専門外の楽器があると思われるので、結局は音楽性を評価することになるのであろう。

 二重奏部門終了後、ピアノ部門一般が開始されるまでに時間調整のため、40分近く待たされた。その間は上の階で開催されていた個展で時間を潰したが、どうも、一般観客にはあまり配慮されていない感じである。審査は迅速に行われ、休み時間内に本選出場者の番号が張り出されていた。正確には見なかったが、二重奏部門は全員本選も出場するようである。

 ピアノ部門一般の参加者は欠席者もいたので15名程度か。出場者のレベルは別にして、一応コンクールらしい雰囲気である。プログラムがないので、どの様な曲が演奏されたかは不明であるが、どの部門も演奏はすべて自由曲である。演奏時間の制限は10分とのことであるが、殆どの参加者は7分程度で演奏を終えていたので、ベルが鳴り強制的に中止させられることはなかった。

 観客は行ったときは10名程度であったが、夕方に近くになると徐々に少なくなった。参加者の演奏前後の挨拶で拍手していたが、最後は観客が少なくなり拍手する人がいなくなるのではないかと心配した。中間の小休止のタイミングで帰った。

このコンクールは国際という表題が入っているので、行くまではレベルが高いのかと思ったが、間違いののようだった。歴史が浅いので、十分に出場者が集まっていない部門も多い。コンクールらしくするためには参加者を集めるか、マイナーな部門は切り捨てるして、質を高めることがこのコンクールの課題と思われる。

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