身体を楽器にしてリコーダーを吹く

初心者を対象にした吉沢実先生のリコーダーのワークショップが開催されたので参加した。今回は早くも第6回目。リコーダーフェスティバルin杉劇に向けて発表曲を練習した。

1.練習範囲

発表曲はアルト・リコーダー・エチュード(1) の以下の曲。

17.聖者が街にやってくる
19.ヘラクレスの舞曲
20.ガリアルド
21.ポストホルン
22.カッコー
40.さくら さくら
41.荒城の月

2.準備体操と準備練習

吉沢先生の練習は必ず準備体操から始まる。腹式呼吸法の運動として、手を体の前に丸めて、背筋を伸ばす運動。反対に腕を大きく後ろに伸ばし、肩甲骨をつけるような感じまで胸を反らす運動。その他、いつもの体操。タンギングの練習では先生がタンギングで話しかけられことに対して、個人毎にタンギングで返事するチェックを行われた。要するにタンギングが上手く出来ているかのチェックとのこと。少し、音の悪い人がいたので、その場で修正された。全体的に非常に音が良くなっているとのことである。

3.曲の主音を意識すること

前回、サミングして高音のラ、シ、ドを出す方法を習ったが、今回はその音が出てくる荒城の月を使用して
ミラ、ラファの移行練習を行った。練習後、全員で高音パートを練習した。
指使いの混乱をさけるには曲で主音となっている音の指使いを常に意識して、他の音は主音からの変化として考えると良いとのこと。

4.綺麗な音を出すこつ

リコーダーを綺麗に吹くには、体を楽器にすることが重要とのこと。ハミングすると身体が鳴っていることが分かる。背中に耳を当てるとその響きを聞くことができる。リコーダーを吹くときの同じであり、身体を楽器にする。口を膨らませエアーチャンバーを作り口元で息をコントロールしながら、身体で鳴らすような気持ちで吹くとのこと。
また、背筋を真っ直ぐ伸ばして座る。息を吐いても腹がへこまないようにする。息の量を口元で調節しないと、ストレート気道の吹き込み口が広いリコーダーでは直ぐに息が続かなくなる。変な場所で息継ぎする結果になる。
(注)リコーダーの息の吹き込み口(気道)の所は少し湾曲しているアーチ気道と長方形のストレート気道のものがある。アーチ気道のリコーダーは少し、細工が面倒になるため若干高い。しかし、吹くとき若干抵抗感があり、息を多く吹き込み過ぎることが少ない。ストレート気道のリコーダーは細工が簡単なため若干安い。吹くとき抵抗感が少ないので、息を多く吹き込み過ぎる傾向にある。

5.音符通りに吹く必要はない。

リコーダーは楽譜に示されたスラー、レガート、ノン・レガート、スタッカートなどに従って吹くのが、一般的であるが、より重要なことは、必ずしも楽譜にとらわれることなく、曲のイメージを良く理解して、吹く長さ、強さ、タンギングなどを工夫するとのこと。
ヘラクレスの舞曲では巨人が歩くように重重しく吹く。ガリアルドは舞曲のため、テンポよくスタッカートで吹く。遅いと踊れない。吉沢先生のレッスンは曲のイメージを大切にさせるようだ。

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