曲のイメージを捉えて吹く

吉沢先生のリコーダーのワークショップ第7回目が開催された。今回は発表曲ブラッシュアップに重点が移った。1曲1曲、曲のイメージに沿った吹き方の練習をした。

1.準備体操
恒例の準備体操。今日は音程を合わせる練習をした。先ず、一人の人が基準になる音(ミ)を吹いて、他の人がその音に合わせる練習をした。弱く吹くと音程が下がり、強く吹くと音程が上がる。最初に吹く基準音は全員が順番に吹かされた。一人で吹いていると自分の音(音色)があるが、他の人と音程が合ってくると自分の音色が消えてなくなり、和音になるとのこと。この現象は以前経験して戸惑ったことがある。普段は自分の音を聞きながら吹いて音が間違っていないか確認しているが、他の人の音と共鳴してくると自分の音が和音に埋没してしまい、自分の吹いている音が分からなくなり、非常に不安になったことを経験している。

2.聖者が街にやってくるの練習
吉沢先生が吹かれたメロディを真似して吹く練習。最初は一つの音のロングトーン、それから音が上がったり、下がったり、この練習は音感が悪い年寄りには難しい。これも慣れれば音を覚えてくるのであろう。いろいろ変化して、最後の方は発表曲の聖者が街にやってくるの部分、部分のメロディであることが分かり、途中から楽譜を見ながら吹いた。そのまま、発表曲の練習に突入。

終わり方、曲の最後は伸ばすことがよくあるが、この曲では低音部が八分音符を吹いたら直ぐ終わらせたとのことで、数回、終わらせ方の練習をした。

3.ヘラクレスの舞曲の練習
ヘラクレスの重々しい動きを表現するため、メロディーの最初に現れる付点四分音符(四分音符+八分音符)はあとの八分音符を感じて吹いて欲しいとのこと。そうすることによってそこで弱いアクセントが付くのか曲の雰囲気が異なってくるとのことであった。

低音部にソからレまでの上昇音階の部分は重い物を引っ張るような感じを出して欲しいとのこと。また、この部分の表現方法として、立つ吹き方とねかせる吹き方があるとのこと。その吹き方の違いを吹かれたが、立つ吹き方はスタッカートのように一つ一つの音をはっきり吹く方法。ねかせて吹くはテヌートのように音をつなげて吹く方法である。ここでは、ねかせて吹く方法となった。

4.ガリアルド
発表曲のなかでは一番難しい。テンポが早いこと。ヘミオラ(3拍子の曲であるが、最後の部分は2小節を大きな3拍とする)の部分の感じがつかめないこと。先生の注意もヘミオラの吹き方を気を付けるようにとにことであった。

5.その他
ポストホルンは音がコダマしているような感じをだして欲しいとのこと。また、日本の曲では詩の内容を話題にされるなど、吉沢先生の教え方は曲のイメージにあった吹き方を要求されることが多い。我々が練習するときでも曲想を感じて、それに合ったアーティキュレーションで吹くことが重要なのかも知れない。また、以前にの話では楽譜は一つの標準パターンが書いてあるだけであり、そこから曲のイメージをつかみ、吹き方を変えることが重要であるとのことである。

6.ワークショップ終了後
ワークショップは8回で終わりだが、参加している人は、今後も続けたいと思っている人が多い。その案として、以前のワークショップのメンバーがグループを作っており、それに加えてもらう方法が提示されていたが、今回、先生が都合が付けば、今年のワークショップメンバーでグループを作りレッスンを行ってもよいとの話が出た。

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